どうも、プレゼント選びは慎重派のしゃっくりです!
30代の6割がネットでプレゼントを購入している現代。
どのECサイトでも当たり前にギフト対応を行うようになってきています。
普段からネットショップの運営に携わっていると、
さらに売上をUPさせるためにはどうするべきかと常に考えていると思います。
そこで今回は、「ギフト」や「プレゼント」に焦点を当て
低コストで今すぐできるギフト商品の売り上げUP術をご紹介していきます。
イベントを意識したSEO対策での集客
まずはお客様に自社の商品を見てもらう必要があります。
どのようなシーンでギフトを贈るのか一度考えてみましょう!
お年賀 バレンタイン 卒業祝い 入学祝い 母の日 父の日 お中元 敬老の日 お歳暮 クリスマス 誕生日 結婚祝い 快気祝い ・・・など
日常でプレゼントを贈るシーンは数多く存在しています。
お客様の立場になって商品を探すとき
「誕生日プレゼント ネックレス」「クリスマスプレゼント ボールペン」
など「イベントキーワード+商品名」という形で検索することが多いと思います。
どうしても「誕生日プレゼント」や「クリスマスプレゼント」といった
ビックワードで上位表示させたいと考えがちですが
ギフト系の商材に関しては複合キーワードも検索されやすい傾向があります。
■複合キーワードが検索されやすい理由
- ビックワードで探すユーザは、買いたい商品が決まっていない
→どんなものがあるか探してる状態のため、この段階で購入に踏み切るケースは稀で、転換率は低い傾向にあります。 - ギフトといえばコレ!という明確な決まりがない
→肉、お菓子、化粧品、タオル、カタログギフト、ジュエリーなど、様々なジャンルの商品がギフトとして贈られています。 - 複合ワードや絞り込みをかけるユーザは購入する意識が高い
→具体的に求める商品が定まってきて、より詳細に検索をかけています。
絞り込みをかけることによって検索母数が減り、上位表示される可能性が高くなるという側面もあります。
ただし、なんでもかんでもイベントワードを挿入すればいいというわけではありません。
ネクタイの商品に「母の日」や500円の商品に「お歳暮」など
イベントにマッチしていない商品へはワードを入れない方が賢明です。
広告の利用を検討してみても良いですが
ジャンルの設定やキーワードに抜けがないか改めて確認してみましょう。
ギフト商品としての必要情報を記載
販売するショップ側は商品のことを理解していますが
ユーザ側は商品画像を見ただけで理解することはできません。
お客様が商品ページを見たときに
商品画像1枚と金額だけの表示で購入したいと思うでしょうか?
お客様の目線になったとき、必要情報が記載されていない
不安要素だらけのものを購入したいとは到底思えませんよね。
とくにギフト商品は、そのまま相手に配送することもあるため
サイズ・ラッピング・のし紙・明細書・配送日など
通常の商品よりも細かい情報が記載されていないと購入には至りません。
まずは、不安な要素を払拭することが第一段階です。
ギフトに最適と思ってもらうため、相手の手元に届いたときの様子をイメージできるよう
詳細な情報を記載することで転換率UPが見込めます。
商品ページ
変化のない単調なページやごちゃごちゃして求める商品が見つけにくいページは
ユーザの早期離脱を誘発します。
配色・余白・フォント・レイアウト
この4つを意識するだけでも、ショップは大きく違う雰囲気になります。
とくに配色の変化を持たせると商品が安っぽく見えなくなり
高級感を出すことができます。
■配色で高級感を出す3つのポイント
- 色(有彩色)の彩度を抑える
→落ち着いて品のある印象にすることができます。 - 色の明度で華やかさ・重厚感を表現する
→明度を高くすると華やかに、低くすると重厚感のある格式高い印象になります。 - 色の数を限定する
→色数を絞ることで全体の見た目にまとまりが出て高級感のある印象になります。
ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの3つに絞ると選択しやすくなります。
ラッピング費用の設定
通常の発送に比べてラッピングをしての発送は費用や手間がかかりますが
お客様の満足度を高める施策としては非常に有効な手段です。
贈り物で恥はかきたくないという心理や、ラッピングが購入の決め手ということもあるためどのようなラッピングになるのかもしっかりページに掲載し
費用についてもしっかりルールを決めておきましょう。
■ラッピング費用の設定
- ラッピング費用を無料にする
→無料のラッピングはお客様にとっては嬉しいですが、ラッピング費用はタダではないため店舗側の利益は減ってしまいます。 - 販売価格にラッピング費用を含める
→一定の売上を確保することができますが、他社製品と比較された際に価格が高いと判断され、購入されない可能性がある。 - オプションで有料ラッピングを選択できるようにする
→通常販売とギフト販売の両方で販売できるが、現場の作業管理が複雑になり対応ミスが起きる恐れがある。
ラッピングと一言で言ってもいろんな方法があります。
一度、ラッピングのあり方を見直してみてはどうでしょうか?
従来のオペレーションを簡易化することで
低コストかつ短時間でミスなく梱包・発送できるようになります。
ラッピングに関する著書やウェブサイトなどを参考に
新しいラッピング方法を取り入れてみてはいかがでしょうか!
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ポイント還元率
当たり前のことですが、購入するならできるだけ安く購入したいと誰もが思います。
もし、同じ商品で同じ価格ならポイントの還元率が高い方を買いますよね!
お得に購入ができるということが分かれば、
購入を迷っているユーザの背中を押すことができるかもしれません。
還元されたポイントは相手に知られることがないため、
安いモノを贈ったという意識を持たず商品を購入することができます。
獲得ポイントがわかることで価格の比較がやりやすくなったぽ!
①楽天市場内で検索します。例)ギフト
②検索結果のRPP広告上に表示された
“「商品価格+送料−獲得予定ポイント」で価格表示”
の部分を切り替えます。※青枠で囲まれた部分
③獲得予定ポイントが引かれた実質価格が表示されます。※赤枠で囲まれた部分
ギフト商品だとわかるサムネイル画像
例として、同じ缶ビールの商品で、サムネイルが違う場合
どういった印象を受けるでしょうか?
- 左の画像
→ビールということがわかるが、ギフト用なのかは分からない。 - 真ん中の画像
→ビールが箱に入っているが、ギフト用の梱包も対応してもらえるのか分からない。 - 右の画像
→ビールが化粧箱に入っていて、ギフト・贈答用の商品だということが分かる。
このように、同じ商品でもサムネイル画像の選び方次第で
ギフト商品であるかどうかは一目瞭然です。
ギフト用の商品を探してるユーザのクリック率を高めることができますし
応用すれば、ギフト以外の場面でも使える方法ですので参考にしてみてください。
まとめ
ギフトと一言でいっても、特別な日に贈るものや
ちょっとした感謝の気持ちを伝えるプチギフトまで様々なものがあります。
品揃えが豊富・他と被らない・価格が安い・届けてくれる・比較しやすい
などなど、ネットショッピングの強みはたくさんあります。
情報を追加したり、デザインに変化を加えるなど
ちょっとひと手間加えるだけで、ギフトに最適と思ってもらえる商品ページになります。
消費者目線を意識して販売の参考にしてみてください!
ネットショップ運営でお困りのことはありませんか?
お気軽にご相談ください。