【違反点数制度】意外と知らない楽天市場の禁止行為①《レビュー編》

ネットショップを利用するとき、
「商品レビュー」や「ショップレビュー」は買い物の参考になりますよね。

レビューが沢山ついている商品はそれだけで目を引きますし、
単純にアクセス数も多くなるので、新商品や売りたい商品には
できれば多くのレビューが付いてほしい！と考えるショップさんも多いと思います。

レビューを集める工夫は多岐にわたって色々と見掛けますが、
今回はそんなレビュー施策で“ちょっと気をつけておきたいこと”をご紹介します。

レビューを書いてくれたら…

楽天市場の商品のページで、こんな記載を見かけたことはありませんか？

確実に商品のレビューを投稿してもらうため、値引きやオマケなどの特典を提示していますね。

ですが、これらはすべて
「商品購入前のユーザー」に「未来のレビュー投稿を約束」させることで「特典が付与」される形なので
特典の内容（有形物、値引きや送料無料などのサービス）に関わらず、
今回の注文に適用される特典となり、ガイドライン違反に値します。

これは違反点数制度の施行当初から比較的厳しめに取り締まられていたので、
さすがに大丈夫！という店舗さんが多いですかね。

じゃあ、どんな書き方だったら違反にならないの？というと

のように

こういった流れであれば、特典の付与自体は問題ありません。

ですが、ここで注意！！

商品を購入する際に、サイズや色などを選択できる「項目選択肢」を使って
「レビューを書く」「レビューを書かない」の選択肢を付けていませんか？

買い物カゴ上のこういうやつです。

なんとこの
【購入前の段階で、ユーザーに対してレビュー投稿の意思確認を行う】
ことがガイドライン違反にあたる行為として禁止されているんです。

特典内容自体は違反でなくても、この意思確認でペナルティ！なんて勿体ないですね～。
この項目選択肢は商品ページの更新画面から簡単に設定変更できるので、
別の文言に変えるか、いっそのこと取り外してしまいましょう。

ついついやってしまいがちな “ウッカリ禁止行為”

ほかにも、稀によく見る施策としては
【すでにレビューの書込みがされた商品ページを編集し、全く異なる商品ページに変更】
することが、実はガイドライン違反の禁止行為とされています。

でも、レビューを集めるのは骨が折れるし。。。
店舗スタッフみずから書くわけにもいかない。。。
（※店舗関係者のレビュー投稿は、結構キツめのペナルティがある禁止行為です）

そんな昔々の楽天で地味～に流行っていたのが、
お手軽で簡単にできてしまう“レビューの付け替え”でした。

現在は、まったく別の商品へレビューの付け替えをしてしまうと
禁止行為とみなされ、ペナルティを受ける可能性が非常に高くなります。

ただし、このレビューの付け替えに関して、一部の例外があるのをご存知ですか？

例えば「お米」や「家電」「アパレル製品（スノーボードウェア等）」などは
年単位で同一商品の新作が出ていたりしますよね。この場合に限っては、

上記が記載されていれば、「全く異なる商品ページ」とはみなされません。
商品自体は同じ、品番のみ変更になるなら継続しての使用も可能です。

簡易化された「平成30年度産」や「18-19 A/W 新作」などの表記だけでは不足なので、
しっかりとガイドラインに沿った表記をしておきましょうね。

まとめ

RMSの店舗運営Naviから「禁止行為ガイドライン」と検索すると
詳しい内容が確認できますので、時々チェックしておきましょう。
たまにシレ～ッと内容が変わっていることもあるので、要注意ですよ。

ただ、この違反点数制度や取扱禁止商材・禁止行為ガイドラインはボリューム満点です。

そんなのいちいちチェックしてる暇なんかないよ！という店舗さん向けに、
弊社では簡単なペナルティ診断も行っております。

ちょっとでも気になる部分がありましたら、是非お気軽にお問合せください＾▽＾♪
※お問合せの内容によっては、お答えできない場合もあることをご了承下さい。