楽天ランキング 1位 受賞!
こんな風に商品ページに書いてあると
なんとなく『売れてる感』があるように見えませんか?
楽天ランキングの受賞実績は
ランクインしたという事実や証拠をきちんと明示できれば
比較的お手軽に「売れてる感」を出すことができる要素です。
ですが、ランクイン実績を掲示する場合も
しっかりとした規約・ガイドラインが定められています。
今回はこの「楽天ランキング」と「楽天ランキング受賞実績」について
少し詳しく知っていきましょう。
まずはおさらい!楽天ランキングの種類
「楽天ランキング」と、よく聞きますが
そもそも何のランキング?わからない!という方も少なくないと思います。
これも
これも
これもぜーんぶ
楽天ランキングです。
ザックリしすぎですか??
では、少し詳しく説明しますと
楽天市場に出店している店舗全体の売上(個数・金額)やアクセス数などをもとに、ジャンルや時間帯ごとに集計・順位付けされたランキングのこと
こんな感じでしょうか。
ランキングの順位付けに関わる詳細な要素については非公開ですので、
まずは“楽天ランキングってこういうもの”という目安として、覚えておいて下さいね。
集計期間
楽天ランキングを集計する期間は大きく分けて4種類あり
総合ランキングとは別に、それぞれの集計時間でも個別のランキングが作られています。
- リアルタイムランキング:15分に1回集計
- デイリーランキング:ランキング掲載前日の1日分を集計
- 週間ランキング:月曜~日曜分を集計、翌週に掲示
- 月間ランキング:前月1ヶ月分を翌月に掲示
総合ランキングのリアルタイム集計は楽天市場のTOPページにも表示されるので
ここにランクインできると、必然的に注目度が高くなりますね。
ジャンル・絞込み条件
ジャンルや絞込み条件によっても、個別のランキングが集計されています。
「絞込み条件」はサイズや色、食品の産地など、細かい要素のカテゴリ
かなり細かいカテゴリまで絞り込みがされているので
比較的、上位の順位を取りやすいランキングになっていると言えるでしょう。
また、ジャンルや絞込み条件で細かく分けた先でも
集計時間ごとのランキングが設定されています。
「フランス」地方産まで絞り込んだぽ!
これが「楽天ランキング ○位 受賞!」のカラクリですね。
レビューや商品数が少ないショップさんでも
こんな風にジャンルや集計期間を絞り込む工夫をすれば
ランキング1位だって夢のまた夢、ということもないのです。
▼「ジャンル」と「絞込み条件」については、この辺りの記事も参考にしてみて下さい。
ランクイン実績の必須記載事項
ここからは、楽天ランキングにランクインした後のお話です。
ランクイン実績は「売れてる感」を出すためのアイキャッチとして
とても重要で優秀な要素です。
キャプチャ画像で商品ページに掲載したり、商品名や説明文にテキストで入れたり、
やり方はさまざまですが、単純に入れ込めば良いという訳でもありません。
しっかり書いておくことが重要だぽ!
ガイドラインに沿ったやり方をきちんとおさえておかないと
違反点数制度の加点対象となってしまいます。
おさえるべきポイントを紹介していきますので、しっかり確認しておきましょう。
必須記載事項チェック
「楽天ランキングへのランクイン実績等の表示に関するガイドライン」では
5つのポイントを必須記載事項として設定しています。
①対象ジャンル
総合ジャンルではない場合、ランクインしたジャンルの正式名称の記載が必要です。
(例:ワインセットランキング)
②絞込み条件
タグでの絞り込みを行った場合には、その絞り込み条件の明確な記載が必要です。
(例:5本セット など/ジャンル:ワインセットの場合)
③順位
当該のランキングで入賞した順位を明記してください。
④集計・更新日
いつの時点でのランキングなのか記載してください。
ランキングの種類により更新タイミング関連の記載ルールが異なります。
- リアルタイムランキング:(更新日+時間)
<例> リアルタイムランキング:2018年12月6日(木)09:52更新
- デイリーランキング:(更新日+集計日)
<例> デイリーランキング:2018年12月5日(水)更新(集計日:12月4日) - 週間ランキング:(更新日+集計期間)
<例> 週間ランキング:2018年12月12日(水)更新(集計日:12月3日~12月9日) - 月間ランキング:(更新日+集計期間)
<例> 月間ランキング:2018年12月5日(水)更新(集計日:11月1日~11月30日)
⑤ランキングタイトル
どのランキングにおける実績なのか記載してください。
(例:リアルタイムランキング、デイリーランキング、週間ランキング、月間ランキング)
ランクイン実績の載せ方
キャプチャ画像を使用する場合
必須記載事項が全て記載された状態であれば、
複数のランクイン実績を組み合わせて掲載することも可能です。
ただし、画面キャプチャだけでは必要記載事項が不足している場合、
掲載場所付近の分かりやすい場所に、不足している情報を記載しなければなりません。
テキストなどで訴求する場合
商品名や説明文にテキストでランクイン実績を記載する場合でも
いつ、どの時点(集計・更新日)の
何のランキング(対象ジャンル・絞り込み条件・ランキングタイトル)で
何位を受賞した実績(順位)なのか、
きちんと明示する必要があります。
必須記載事項チェックで紹介した5つのポイントですね。
他の要素を忘れがちだぽ!気をつけるぽ~
- 連続ランクインの事実を記載する場合は、対象期間を必ず記載
(例)「○週連続ランクイン!」等
- 同一でない複数商品のランクイン実績は合算できません。
- 同一商品であっても、異なる集計期間のランクイン実績、異なる対象ジャンル(絞込み条件も含む)のランクイン実績の合算はできません。
禁止事項と違反点
ランクイン実績について、事実と反する表示をすることや
他店舗や他商品のランクイン実績を流用して掲載することは禁止事項です。
他店舗のランクイン実績については
たとえば複数出店の場合であっても、店舗単位での表示に限ると定められています。
必須記載事項の未記載や、上記の禁止事項があった場合は
違反点数35点のペナルティがありますので、気をつけましょう。
まとめ
知っているようで意外と知らない「楽天ランキング」のアレコレ、
いかがでしたでしょうか?
商品のランクイン実績は、単純に売上やアクセスなどの数字だけに限らず
「その商品がいいものである」と認められた結果だと思います!
せっかくのランクイン実績、正しく上手に使ってお店を盛り上げてくださいね♪
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