楽天の個別商品ページの更新作業をしていて
あれ?更新できないぞ?
と困ったことはありませんか?
前回のカタログID編に続き、
楽天の個別商品ページ更新時によく見るエラーとその対応方法について
今回もすこーしだけ詳しくご紹介いたします。
『タグID』編
楽天市場内でジャンル識別に使用される「ディレクトリID」に紐付けられ、
さらに細かい情報や絞り込み条件を付与できるのが「タグID」です。
タグIDは、例えば
アパレルの「色」「サイズ」「ブランド」のような一般的に絞り込まれやすい条件から、
酒類の「日本酒の銘柄」「酒蔵」「ワインの産地」など細かなこだわり条件まで、
大小さまざまな条件が約13000個ほど用意されています。
「ワイン」を例にざっくり説明すると
ディレクトリIDで絞り込んだ検索結果
【ジャンル】ビール・洋酒 >> ワイン >> ワインセット >> 10本セット
ここまで絞り込めるのが、ディレクトリIDです。
さらにこの先で「色セット」とか「容量」で絞り込んでいくのが「タグID」です。
タグIDで絞り込んだ検索結果
【絞り込み条件】赤ワインのみ
こんな感じです。欲しい商品がグッと絞られてきましたね。
このように、商品ごとにタグIDを付与しておくと
楽天サーチで条件を絞り込んだ先にも表示されるようになるので、
検索の展開を広げるためには非常に便利で有効なツールと言えます。
ただし、この「タグID」
改定・改編が非常~~~に多いんです!
多いときは2~3ヶ月に一度くらいの頻度で、細かな追加や削除が行われています。
削除されたタグIDが設定されたままの商品ページは、
エラーが出てしまい更新自体ができなくなってしまいます。
実際にエラーが出ていた例を挙げると、
ショルダーバッグの商品に「日帰り」と「A4サイズ」のタグIDが付いていました。
一見すると、旅行用や通勤用と考えれば不自然なタグ付与ではないんですが
タグIDの登録可能ジャンルは、あくまでも楽天が決めた基準によるものです。
このタグIDの場合だと、現在はなんと
「日帰り」⇒「バックパック・リュック」と「ボストンバッグ」
「A4サイズ」⇒「ビジネスバッグ・ブリーフケース」のみ
上記のように、わずか3ジャンルしか登録が許可されていません。
どのタグIDが設定されているかは
商品ページ編集画面⇒ディレクトリIDの横にある「ID検索」から確認ができるので、
『設定できません』の表示が出ているタグIDは「×」ボタンで削除しちゃいましょう。
商品登録をした時に登録できたタグIDでも、
後々になって登録可能ジャンルがガラッと変わってしまうことも多いです。
楽天RMSにログインすると
「全商品ディレクトリID・タグIDの改定・改編のお知らせ」
が出ていることもありますので、こまめにチェックしておきましょうね。
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