以前、楽天市場の記事でご紹介しましたが
「画像検索」という機能、みなさんは使ったことがあるでしょうか?
Googleや楽天市場の検索でも採用されていますが
あまり一般に浸透している印象はありませんよね。
そんな中、家具・インテリア販売のニトリの公式アプリにも
この画像検索機能が実装されました。
そこで今回は、ニトリの公式アプリの紹介と
画像検索機能についてご紹介していきたいと思います!
![](https://gk-post.com/wp-content/uploads/2018/10/4246-320x180.jpg)
画像検索機能とは?
![画像検索をする人](https://gk-post.com/wp-content/uploads/2019/11/search_man.jpg)
Googleなどの検索サイトだけでなく、まとめサイトやショッピングサイト、
官公庁のポータルサイトなど、多くのサイトに導入されている検索機能。
膨大なデータをひとつひとつ確認しなくても必要な情報にたどり着けるよう
情報量の多いサイトには必ずと言っていいほど実装されています。
通常は、関連するキーワードを入力して検索するのが一般的ですが
画像検索の場合は、画像そのものを使って検索を行います。
例えば、街中に貼られているポスターを見て
となったときでも、ポスターの写真を撮って画像検索をするだけで
その人の名前や経歴などを調べることができます。
通常の検索では、キーワードとなるテキスト情報が必要になりますが
人の顔などの画像情報を言語化するのは難しいときもありますよね。
そんなときに画像検索機能を使うと
一発で欲しい情報にたどり着くことができるわけです。
ニトリアプリの画像検索
![](https://gk-post.com/wp-content/uploads/2019/11/smartphon.jpg)
そんな便利な検索機能を実装したのが、今回ご紹介するニトリの公式アプリです。
早速どのように使うのか、手順を確認していきましょう。
画像検索機能の使い方
この機能はニトリアプリから利用できる機能です。
まずはアプリをダウンロードしておきましょう。
1. アプリを起動する
![ニトリアプリで写真撮影](https://gk-post.com/wp-content/uploads/2019/11/isu1.jpg)
まずは、欲しい商品のイメージに近い写真を用意する必要があります。
スマホにすでに保存されている写真を利用することもできますが
アプリのトップ画面右上のカメラマークをタップすると
その場で撮影した写真を利用することもできます。
2. 写真を撮影する
![ニトリアプリで写真撮影](https://gk-post.com/wp-content/uploads/2019/11/isu.jpg)
カメラマークをタップするとスマホカメラが起動するので、写真を撮りましょう。
スマホに保存されている写真を利用したい場合は
写真を選ぶをタップして写真を選択しましょう。
3. イメージを指定する
![ニトリアプリで写真撮影](https://gk-post.com/wp-content/uploads/2019/11/isu2.jpg)
場合によっては対象物以外が写真に写り込んでしまう場合もあるので
どれが対象物なのかを指定する必要があります。
枠内が対象物のみになるように枠を調整し、完了をタップしましょう。
4. 検索結果を確認する
![ニトリアプリで写真撮影](https://gk-post.com/wp-content/uploads/2019/11/isu6.jpg)
完了をタップすると、イメージ画像に近い商品の一覧が表示されます。
自身のイメージに近い商品を選択しましょう。
5. 商品を購入する
![ニトリアプリで画像検索](https://gk-post.com/wp-content/uploads/2019/11/isu4.jpg)
欲しい商品が見つかったらカートに入れるをタップすれば
そのまま商品を購入することができます。
画像検索機能のメリット
ニトリは、国内最大手のインテリア・家具専門店です。
公式ECサイト「ニトリネット」だけでも取扱商品は3万種類以上あるため
ユーザが希望の商品にたどり着くのも容易なことではありません。
画像検索機能を実装することで、ユーザのイメージに近い商品を
スムーズに表示することが可能になりました。
画像検索まとめ
今回検索をした商品は、簡単に言えば「赤いイス」ですが
そのまま「イス 赤」と検索しても、100商品以上がヒットしてしまいます。
検索慣れしていれば、カテゴリ、色、材質などの予備情報で絞り込みができますが
多くのユーザは、そこまで検索を駆使できません。
そんなユーザにとって画像検索機能は、ECを身近にするツールとも言えます。
ECサイトでは、ユーザがどれだけスムーズに目的の商品にたどり着けるかが
ショップの離脱率やコンバージョンに大きく影響します。
開発・導入費用を考えると、簡単に実装できる機能ではありませんが
ユーザビリティ向上や離脱率軽減などのメリットを考えると
将来的には実装していきたい機能ではありますよね。
中国のアリババなど、クラウドサービスで画像検索エンジンを提供する企業もあるため
多くのサイトに実装される日も近いかもしれませんね!
ネットショップ運営でお困りのことはありませんか?
お気軽にご相談ください。