2019年も残すところ2ヵ月を切りました。
みなさんにとってどんな1年だったでしょうか?
振り返るには少し早い気もしますが
うかうかしていると2020年はあっという間にやってきてしまいます。
時代を先取りすることは、新たなビジネスチャンスにつながります。
そこで今回は、2020年に向けての準備と題し、
日経トレンディを参考に、EC業界に関わりが深い商品について考えていきましょう!
目次
2019年のおさらい
【1位】ワークマン
職人向けの作業服店がアウトドアショップへと変貌を遂げ
19年8月の売上高は前年同月比160%と、大きく売上を伸ばしました。
店舗数はユニクロを超え、安価で高品質な商品を取りそろえることで
今後も大きな躍進をとげる可能性大です!
【2位】タピオカ
ドリンクにもデザートにもなる黒い粒に長蛇の列ができ、
輸入量は2018年の4.5倍になりました。
2019流行語大賞でタピるがノミネートされ
若者の間で日常的に使われるほど浸透しました。
夏には期間限定でタピオカランドが原宿にオープン。
さらに11月22日〜2月1日には
期間限定で新大久保にタピオカランドが復活オープンします。
【3位】PayPay
2度の100億円キャンペーンなどで認知度を一気に高め、
開始約1年で登録者1500万人を突破しました。
PayPayに続くようにして
楽天ペイ・LINE Pay・Origami Pay・メルペイなど
たくさんのQRコード決済が乱立しました。
今後も続くQRコード決済の競争からは目が離せません!
【4位】ラグビーW杯2019日本大会
新語流行語大賞に関連語が5つもノミネートされ
南アフリカ戦の平均視聴率は41.6%、瞬間最高視聴率49.1%と
2019年の最高視聴率を記録しました。
ラグビー日本代表はベスト8進出を果たし、
全国の試合会場とパブリックビューイングに、延べ200万人以上が殺到しました。
日本代表の活躍でラグビーチームへの入部希望者が殺到したりと
社会現象化し、ラグビー関連のさらなる需要拡大が予想されます。
【5位】令和&さよなら平成
202年ぶりの譲位による改元で、列島が高揚しました。
10連休中の旅行者数は2467万人と過去最高を記録し、元号グッズも多数売れました。
平成最後の〇〇や令和最初の〇〇という#(ハッシュタグ)を利用した
戦略を仕掛ける企業も数多くありました。
即位礼正殿の儀に伴い、都心では大規模な交通規制がしかれ、
配送面で影響があったりと、EC業界への影響も大きい出来事でした。
2020年のヒット予測
東京オリンピック・パラリンピック
説明不要のビッグイベント!!日本代表をみんなで応援しましょう!
大会期間中は真夏!
暑さ対策や応援グッズなど様々なものの売れ行きが予想されます。
オリンピック需要にのって商品開発を行おうというショップさんもいると思いますが
五輪関連の知的財産は、無許可使用が禁止されているものが多いので注意が必要です。
嵐の活動休止
2020年12月31日をもって国民的アイドルグループ嵐が活動を休止します。
以前、SMAPの解散目前に世界に一つだけの花が
300万枚超売れたことが記憶に新しいですね。
ツアーやアルバムなどによる一連の経済効果を3000億円と見積もる声もあり
嵐の動向にアンテナを張っておいてもいいのではないでしょうか?
キャッシュレス
2020年は、キャッシュレス化にますます拍車がかかります!
現在、9カ月限定でキャッシュレス・消費者還元事業が行われていますが
関連費用として計上した予算の2798億円は
9ヵ月もしないうちに底がつくのではないかと言われています。
夏場にはマイナポイントも始まり、国策によるキャンペーンも続きます。
ダブルの追い風は、キャッシュレス決済を爆発的に広げる可能性が高いです。
アナと雪の女王2
興行収入255億円を突破したミュージカルアニメ映画
アナと雪の女王が2019年11月22日、5年越しにスクリーンに帰ってきます!
前作公開以降、ハロウィンコスプレの定番となったアナと雪の女王。
新作のヒット如何では、2020年はアナ雪コスプレの再燃が予想されます!
前作公開時の経済効果は約1,800億円と言われ
アナと雪の女王2には、前作を越える経済効果に期待したいですね。
ASMR
ASMRとは(Autonomous Sensory Meridian Response)を略したもので
読み方はそのままエーエスエムアールと読みます。
簡単に言うと耳が気持ちいい音のことを指し
睡眠&リラックス系の投稿が多くあります。
若者発の快感音ムーブメントが一気に広がり、
時代は“フォトジェニック”から“快感音ジェニック”へと変わりつつあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
来年、2020年の干支は子年(ねずみ年)です。
ねずみ年は繁栄の年といわれ、経済や世の中が盛り上がる年といわれています。
紹介した出来事以外にもヒットが予想される商品や出来事は
日経トレンディに詳しく掲載されています。
ぜひ、2020年のショップ運営のヒントにしてみてください。
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