こんにちは、おおたです!
いよいよ消費税率改正が10月1日に迫ってきました。
皆さんも今対応に追われている頃かと思います。
とくにECショップはその特性上、注文から到着までタイムラグが発生するので
どのタイミングから新税率が適用されるのかがわかりづらいと思います。
対応についてはECショップやショッピングモールによってまちまちですが
大手ショッピングモールでは商品の発送日時を基準にするようです。
じーぽ例えばYahoo!ショッピングはこんな感じだぽ![]()
「お知らせ」ちゃんと届いてますか?
前フリが長くなってしまいましたが
今日お話ししたい事は消費税率改正の対応についてではありません。
今回お話ししたいのは
そのお知らせの内容はしっかりとお客様に伝わってますか?
ということです。
実は、先ほど例に挙げたYahoo!ショッピングの消費税率改正のお知らせは
トップページからは見つけられませんでした。
進んで記事検索までしました…。
これはAmazonも同様でした。
文字情報だけだぽ…。
各社の方針はほぼ同様の対応となったものの
肝心な「お客様に伝える方法」に関してはこんなにも違ってしまいました。
情報がしっかり伝わらない=クレームの元
どのタイミングを基準にして新税率が適用されるかは、
ECショップ利用者は特にシビアに捉えていると思います。
それにも関わらず、重要な情報が共有されていないということは
利用者としては不自由さを感じるどころかクレームに繋がりかねません。
そしてこのクレームを受ける窓口になるのは他ならぬ
ECショップになる可能性が最も高いのです!
決めたルールでも文句は
買ったお店に言うよなぁ
大切なお知らせはだれもが目にする場所へ
今回の増税関連のお知らせに関しては
楽天市場の掲載方法が多くのECショップの見本になったと思います。
出典:楽天市場じーぽヘッダー部分に分かりやすく表示されてるぽ
これなら自然と目に入るぽ!
前回の記事でも触れた「視線誘導の法則」の
「最も認知が高い箇所は最上段」という考え方から表示位置を選んでいると思います。
加えて、薄い黄色の背景色で帯を引くことで視認性を高めている点もポイントです!
(詳しくはこちらの記事をご覧ください)

まとめ
今回は、10月からの消費税率改正を例にして
各ショッピングモールの情報提供方法の違いを見てきました。
「軽減税率の対象になる商品やシチュエーションは何か」というテーマは
数多くのメディアで取り上げられるほど注目度が高い反面
消費者が理解しきれず混乱しているということでもあると考えられます。
それだけに、とくに返金・返品の手続きが複雑なネットショップでは
混乱を避けるための案内やお知らせをしっかりと事前告知すべきです。
売上には直接結びつかないけれど
お客様に安心して買い物をしていただく。
この点を意識していくだけでもショップの信頼を上げることは可能です。
増税までもう時間がありません。
今一度、見やすく分かりやすい告知になっているか確認してみましょう。
それではまた次回!
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