2019年、今年もアツいアツい夏が迫ってきています!
暑さで体調を崩すことがないよう、夏バテ対策も万全にしておきたいところです!
夏バテに良い食材と言えば、うなぎ!
うなぎと言えば、土用の丑の日!
ということで今回は、土用の丑の日を例にとって
「イベント戦略での売上アップ」について考えていきたいと思います!
目次
「土用の丑の日」とは?
土用の丑の日(どようのうしのひ)は、土用の間のうち十二支が丑の日である。
夏の土用の丑の日のことを言うことが多い。
夏の土用には丑の日が年に1日か2日(平均1.57日)あり、2日ある場合はそれぞれ一の丑・二の丑という。
厳密には土用は四季の毎季それぞれに1回ずつあり、土用の丑の日は年に平均6.09日ある。
どういうこと?
しょうがないから、ムッシュにもわかるように説明するぽ!
土用とは、立春・立夏・立秋・立冬の前のそれぞれ18日間のことを指します。
そして、このなかで立秋の前の18日間のことを「夏の土用」と呼び
この土用の期間で、丑にあたる日のことを「土用の丑の日」と呼んでいます。
土用の丑の日と言えば、夏!というイメージがありますが
実は、立春・立夏・立秋・立冬と、年に何回も訪れるものなのです。
ちなみに、2019年夏の土用の丑の日は7月27日です!
「土用の丑の日」にうなぎを食べる理由とは?
これには諸説ありますが、江戸時代の蘭学者「平賀源内」が
知人のうなぎ屋から相談を持ちかけられたことが始まりと言われています。
源内さま、お知恵を拝借できないでしょうか!
こんな看板を店頭に出すが良い
『本日、土用の丑の日』
もともと江戸時代では、夏の土用の丑の日に
頭に「う」がつくものを食べると健康に良いと言われていました。
この風習を利用するように、店頭に看板を出したところ
土用の丑の日はうなぎ屋が大繁盛するようになったと言われています。
こんなエピソードから、平賀源内は、日本のコピーライター第1号とも言われています。
人の興味を引きやすく、理にかなったキャッチコピーがきっかけで
夏の土用の丑の日のうなぎは、日本の風物詩と言えるまでになっていますね。
「土用の丑の日」にうなぎを売るための戦略
土用の丑の日のイメージが強すぎて意外かもしれませんが
実は、うなぎの旬は秋~冬にかけてです。
ですが、一般的には「うなぎ=土用の丑の日」になっているので
販促キャンペーンなどを行うのであれば、いまの時期です。
基本的にネットショップでは、イベントの1~2か月前から商品を売り出します。
2019年の土用の丑の日は「7月27日」なので
まだなにも対策を打てていないショップさんは、すぐにでも始める必要があります。
「早割価格」で商戦前に売上を確保!
こちらはかなり有効な方法です。
うなぎは値の張る高級食材ですが、この時期はさらに値段が上がります。
できる限りお得に購入したいと思うのが消費者の心理です。
そんな消費者に向けて、早い時期の注文であればお得に購入できる
早割価格での販売を行いましょう。
「早割」を実施することで、本格商戦前に売り上げを確保することができます。
ショップオブザイヤー常連で、カニ販売でも有名な「ますよね」さんは
すでに土用の丑の日をうたったバナーを掲載して、早割企画も実施していますね!
ページ内にも、うなぎのバナーがたくさん掲載されていて、工夫が凝らされていますね。
配送日指定の「予約商品」で売上を確保!
早割企画と似た考えではありますが、丑の日までに届けられる数だけ
販売期間を決めて注文を受ける「予約販売」という方法もあります。
もちろん早割と併用するのもおすすめです。
予約販売のメリットは、販売期間を事前に決めておくことで
丑の日用に用意しなければならないうなぎの数を把握することができるところです。
また、予約販売のみで注文受付を終了してしまえば
予約数以上の在庫が必要がなくなるので、在庫リスクも減らすことができます!
ただ、絶対に注意しないといけないことが数点。
- 配送ミスが許されない
- 不良品などが絶対にあってはいけないので検品を厳重に
- いつまでならキャンセルできるかしっかりと明記する
商品が不良品であったり、当日までに届かないなどのトラブルが起きた場合
お客様に多大なるご迷惑をかけることになってしまいます。
注意しなければいけないポイントを徹底して管理できるのであれば
日付指定の予約販売という手法もメリットが大きいでしょう。
もともと抱えている在庫を販売するのであれば
予約商品ではなく、早割のみの対応で問題ないでしょう。
ショップ全体で商品をアピール!
丑の日用にうなぎの商品を用意しても、お客様に見られないのでは意味がありません。
しっかりとページの共通部分にバナーを用意するなどして
ショップの全ページでアピールしていきましょう。
とくに、ページを表示したときに最初に目に入る
ファーストビューに表示させるのが非常に効果的です。
イベント戦略での売上アップ まとめ
今回は「土用の丑の日」を例に、いくつかの戦略をご紹介しましたが
これは、どんなイベントにも応用することができる戦略です。
ハロウィン、クリスマス、お正月、バレンタイン、などなど
市場の盛り上がる大きなイベントは年間を通してたくさんあります。
今回ご紹介した戦略を参考に、他のお店に先駆けて露出を図ることで
本格商戦前に売り上げを確保する戦略を立ててみてはいかがでしょうか!
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