バナーをひとつ作るとなっても、どんな人にどんなアピールをしたいのかによって
使用する素材は大きく変わります。
- イラストを使う?写真を使う?
- 何色にする?モノクロ?
- 書体(フォント)はなにを使う?
- テキストは日本語だけ?英語表記も使う?
- できあがりのサイズは?
などなど。
たとえ小さなバナーの制作であっても、選択しなければいけない要素はたくさんあります。
そのなかで今回は、テキスト表記にスポットを当ててみたいと思います。
フォントで声色を表現する
例えば、普段当たり前のように使っているおはようございますという挨拶。
どんな人が、どんな言い方で、どんな表情で言ったのかによって、
受ける印象は変わりますよね?
それと同じように、テキストもその表記のされ方によって印象は大きく変わります。
選択したフォントのデザインや文字の大きさなどが、
受け手に与えるイメージをしっかり理解すれば、
その人の声色もフォントで表現することができるようになります。
このイメージを理解するには、
擬人化ということをすると非常に分かりやすくなります。
いくつかサンプルを作成してみたので見てみましょう!
筋肉ムキムキのボディービルダー
しゃべり方はハキハキとしていて、声のボリュームも大きなイメージ。
太文字のフォントを使用して力強さを表現しています。
元気いっぱいの幼稚園児
どんなときもフルパワーで無邪気に走り回っている幼稚園児。
丸みのあるフォントでかわいらしさを表現しています。
虚弱体質のガリガリ青年
大きな声を出すことはほぼなく、風で飛ばれてしまうそうなほどガリガリな青年。
消えてしまいそうなほど小さな声を弱々しいフォントで表現しています。
いつも笑顔のおっとりばあさん
楽しみは孫の成長と週に一度のゲートボール。いつも笑顔のおっとりばあさん。
穏やかで温かみのある人柄を筆文字で表現しています。
クラブと海が大好きなパリピ女子
とにかく楽しいことが大好きで週末はクラブで踊りまくるパリピ女子。
流行りの洋服にアクセサリー、ネイルにもこだわる派手なキャラクターを表現しています。
フォントの選び方まとめ
いかがでしょうか?
それぞれのキャラクターが感じられる「おはようございます」になってますよね。
特徴があるキャラクターを例にしてみたので分かりやすかったんじゃないでしょうか。
フォントを選ぶコツはここにあります。
伝えたいイメージをしっかりと決めれば、
あとはそれに合わせたフォントを選択していくだけです。
でも注意してください。
感覚だけで選んでしまうと失敗します。
じゃーどうしたらいいの?ということはこの次の記事で。
フォント選びのコツとポイントをひとつずつ紹介していきます。
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