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楽天版コンテンツSEOとは?広告費ゼロで上位表示14件を達成した成功事例

このページをご覧の方の中には、一度は業者に依頼した楽天SEO対策
今ではご自身で行っているというショップ様も多いのではないでしょうか。

そして、そんなショップ様の多くは、実際自分でやってみたものの

店長さんA
店長さんA
検索の上位は競合他社が独占している・・・
店長さんB
店長さんB
これ以上どう対策をすればいいのかわからない・・・

という状況になってしまっているのではないでしょうか。

そんな、基本的な対策をやりつくしたショップ様にお話ししているのが
「コンテンツSEO」という比較的新しい考え方です。

今回は、この「コンテンツSEO」という対策方法を
楽天に応用して成果をあげた事例をもとに解説していきたいと思います!

コンテンツSEOとは?

もし、あなたがいま行っているSEO対策が以下の項目に対してだけなのであれば
この記事を読む価値はあると思います。

  • 商品名
  • キャッチコピー
  • ディレクトリID
  • 画像のalt属性

現在の楽天内SEOでも、これらの基本的な対策が必要不可欠であることは変わりませんが
この対策をしているだけで上位表示ができるほど、単純なものでもなくなっています。

なぜなら、検索順位はこの要素だけで決まっているわけではないからです。

そこで重要になるのが「コンテンツSEO」という対策方法です。

コンテンツSEOとは

検索からのサイト流入を増やすことを目的に、ユーザにとってより有益な情報(=コンテンツ)をサイト内に充実させる、新たなSEO対策手法です。

単純に目的のキーワードをページ内に盛り込むだけの対策ではなく
そのキーワードに関連する情報を詳細に説明したページを増やすなどして
ユーザが知りたい情報をしっかり伝えられるサイトにするという対策です。

対策という側面だけでなく、サイト構築という意味合いもより強く含まれるのが
従来のSEO対策と大きく異なる点です。

楽天版コンテンツSEO対策を実践した事例

それではまず、このコンテンツSEOを楽天市場のショップの対策に応用して
大きく成果を上げた事例をご紹介していきたいと思います。

エナジー
エナジー
この対策を「楽天版コンテンツSEO」と名付けました!

今回ご紹介するショップ様で行った大きな施策は
専門性を高めるために取り扱い商品ジャンルを絞ったことです。

その結果、対策開始からたった2カ月
検索結果の1ページ目に表示される商品数が4商品から14商品にまで増え
その効果は現在も持続しています。

対策後の変化をいくつかのポイントに絞って見ていきましょう。

1. 主力商品のキーワード流入が5倍!

対策開始後、流入キーワードとそれぞれのアクセス数に大きな変化がでました。

対策前は検索流入の柱となるキーワードがなく
あらゆるキーワードにアクセスが分散している状態でした。

しかし対策後は、検索流入の9割がシャネル関連のキーワードとなり
主力商品のキーワード流入が約5倍になっているのがわかると思います。

2. PV数が6倍にアップ!

専門性が高まりユーザ層が絞り込まれたことで
全体のアクセス数(=PV数)にも大きな変化が見られました。


※コンサルティング開始は2018年12月(データはスマホ)

とくに注目すべきは2019年と2020年です。
アクセス人数(UU)はほぼ変わりませんが、アクセス数(PV)が大きく伸びています。

PV数は約6倍になっており、これは1ユーザが閲覧するページ数が増加し
サイトの回遊率がアップしたことを表しています。

3. 複数商品が1ページ目にランクイン!

あらゆるキーワードで検索順位が上昇し
多いものでは14商品がトップページに表示されるようになりました。

冒頭でもお伝えした通り、上位表示件数は今でも14商品以上をキープしています。

検索の上位に表示されたことで主力商品へのアクセスが増え
売上は前年比140%超えを記録しました。

【楽天】低コストで120%売上アップ達成!3つの分析と7つの改善策商品数を増やして広告を出しているのに、売上がなかなか上がらないということはありませんか?ここでは、楽天のRMS分析を行い、低コストで120%売上を改善したショップの事例や分析方法を公開しています。 ...

楽天版コンテンツSEO対策のやり方

ここからは、楽天版コンテンツSEO対策の具体的なやり方について
細かく解説していきたいと思います。

その前に、一つ注意点があります。
必ずしもこの対策でアクセスがあがるという保証はありません。

あくまで、“私の担当するショップ様では効果のあった対策方法”ということを念頭に
読み進めていただければと思います。

しかし、この対策を行うことで
今より遥かに親切で魅力的なサイトに変わることは間違いありません。

是非参考にしてみて下さい。

1. ショップのコンセプトを決める

楽天版コンテンツSEO対策で、私がまず行ったのは
ターゲットを明確にしてジャンルを絞ることでショップの専門性を高めることです。

ターゲットの選定次第で、サイト全体の構成が変わっていくので
できれば多くの人と議論していただきたいところです。

ペルソナという言い方をすることもありますが、簡単に言うと
あなたのショップに訪れるのはどんなユーザなのかを明確にするということです。

デモグラフィックの設定(消費者属性)

まずは、消費者の属性を決定していきます。以下の項目から考えていきましょう。

  • 性別
  • 年齢
  • 職業
  • 所得
  • 世帯規模
  • 学歴
  • 住所

サイコグラフィックの設定(価値観・行動・思考)

続いて、サイコグラフィックです。
価値観や行動、思考など、より具体的なユーザ像を考えていきます。

  • ライフスタイル
  • 性格

最低限考えてほしい項目は上記2点ですが、このサイコグラフィックがすごく大切です。

ユーザは自らの経験をもとに入力するキーワードを決めています。

「どのような性格で、どのようなことにストレスを抱えていて、毎日何を考えているのか」
これがどれだけ具体的に設定できるかで、商品ページの質も変わってきますので
必ず時間をかけて考えるようにしてください。

より詳細に設定するのであれば、以下のような項目も考えてみても良いと思います。

  • ポジティブな思考なのかネガティブな思考なのか
  • 通勤中に何を考えているのか
  • なぜ検索をすることになったのか
  • なぜそのキーワードじゃなければいけないのか
  • どのようなシチュエーションで検索をしているのか
  • 何を解消して、どのような未来を手に入れたいのか

これらを考えることで、どんな商品を求めているユーザを相手にするのかが明確になり
ショップのコンセプトも明確になっていきます。

2. サイト全体の構成を決める

ターゲットを明確にしたら、そのターゲットが求めるようなサイトになるよう
サイト全体の構成を決めていきます。

今回は例として「ワンピースでNo.1を目指す」をコンセプトに
ワンピースに特化したサイトの構築をテーマに解説していきたいと思います。

サイトの構成はキーワードを並べて考えることで
ユーザにとっても分かりやすい階層構造にすることができます。

ワンピースというビッグワードから、ミドル、スモールとなるに伴って
どんなワンピースなのかが具体的になっていきます。

① トップページはビッグワード

トップにビッグワードと言っても、実際にテキストを入力するということではなく
一つのテーマのように考えて下さい。

まず、アクセスしてきてくれたユーザーがパッと見たときに
ここは「ワンピース専門店だ!」と認識してもらえるよう、大きくアピールしましょう。

テーマが一つに絞られているので、ユーザーもすぐに視覚的に気づいてくれるはずです。

② カテゴリーにミドルワード

 

続いて、ミドルキーワードはカテゴリーに設定していきます。

一般的にミドルワードは、検索数が約500~5,000ぐらいのものを選びますが
楽天市場はキーワードごとの検索ボリュームを公開していないので
キーワードが具体的になる一つ手前のワードと考えてください。

Goodkeywordというツールを使うと、関連キーワードを見つけやすいのでおすすめです。
※使い方が分からない方はこちらの記事を参考にしてみてください。

赤枠で囲った部分がミドルワードに該当する部分です。
これらをカテゴリーとして設定します。

ワンピースの型や利用シーンでのカテゴリー分けをすることで
ユーザビリティを向上させることができます。

③ 商品ページにスモールワード

最後はスモールワードの設定です。
スモールワードは検索数が10~500程度のものを選んでいきます。

これも検索数は確認できませんので、3連以上のキーワードに注目しましょう。

また、RMSのアクセス分析の「トラッキング」という項目で
決済時の検索流入キーワードを確認することができます。

購入直前の検索ワードはスモールワードのケースが多いので
毎日チェックしてエクセルなどに入力し、保存しておくことをおすすめします。

3. キーワードにマッチする商品を増やす

ここまでの作業ができたら、あとはキーワードに該当する商品をひたすら集め
カテゴリー分けし、販売していくことになります。

ここでポイントになるのは、圧倒的に他社を引き離すという意識を持つことです。

そのジャンルにおいては絶対に譲らないほどのNo.1を作らなくては
この対策は上手くいきません。

今回の例に使った”ワンピース”であれば、1,000商品ほど集めることができれば
おそらく圧倒的に他社を引き離すことができるでしょう。

“ワンピース”で楽天市場の1ページ目に表示されている
上位10社の商品数を調べたところ、多いショップで470商品の取り扱いがありました。

「ワンピース」の検索結果上位10店舗の取扱商品数


※2020年2月13日現在

つまり、ワンピースジャンルで1,000商品まで取り扱い商品を増やし
ユーザにとって使いやすいカテゴリー設定を行うことができれば
ワンピースジャンルでまだまだ戦っていくことは可能でしょう。

ワンピースを買うなら、あのショップに行こう!と思ってもらえるように
専門性を高め、あらゆる関連商品を網羅できるよう、取扱商品を増やしていきましょう。

【補足】商品ジャンルによって注意すること

上記では、ワンピースを1,000商品まで増やしましょうとは言いましたが
実際それだけの商品数を確保するのは容易なことではありません。

ワンピースのように一つのジャンルでもカテゴリーが多かったり
競合他社との商品数に圧倒的な差があるような場合は
さらに一歩踏み込んだジャンルで専門性を高める必要があるかもしれません。

よく見る事例をひとつご紹介しておきます。

【例】大きいサイズのワンピース専門店

ビッグワード
  • 大きいサイズ ワンピース
ミドルワード
  • フォーマル
  • ロング
  • 長袖
  • 肩だし
  • レース
  • コットン
  • ハイネック
  • 30代
  • 40代
スモールワード
  • ロング 黒 花柄
  • 長袖 ネイビー
  • 肩だし かわいい
  • レース 白
  • コットン ブラウン
  • ハイネック グレー

“大きいサイズ”という一歩踏み込んだジャンルに絞ったとしても
これだけのバリエーションが生まれることになります。

ターゲットやジャンルを絞り込む場合は、この点にも注意して検討を行う必要があります。

楽天版コンテンツSEOはこんなショップにおすすめ

楽天版コンテンツSEOに限らず、SEO対策というものは
対策を行う前から絶対的な効果を保証できるものではなく
やってみなければわからない部分があるのも事実です。

ですが、やるだけのメリットは確実にあります。
とくに以下のようなショップにはおすすめしたい対策手法です。

多くの広告費をかけたくない

集客対策として、どの店舗でも真っ先に利用するのが「広告」です。
ですが、広告には大きな弱点があります。

それは「広告出稿を止めるとアクセスが一気に下がる」という点です。

費用対効果が悪いと認識している広告でも、アクセスが減るのを恐れて
なかなか止められないというショップさんは非常に多いです。

資金的な体力があるショップであれば良いですが
そうでないショップが広告のみに集客施策を集約させるのはあまりオススメできません。

楽天版コンテンツSEOであれば、広告費ゼロで実現することができます。

ユーザーが何を考えているのかを深く思考し
それをサイト構成や商品ラインナップに生かしていくことで
検索上位、アクセスアップを狙っていくことができます。

すべての広告を止める必要はありませんが
コンテンツSEOも併用して集客施策を行うことをおすすめします。

上位表示されているのにアクセスがない

私が、SEO対策を行う多くのショップを見てきて感じた問題点は
キーワード依存」に陥り、ユーザーの存在が見えなくなってしまうことでした。

ショップとして意識するキーワードを設定することは、決して間違いではありませんが
そのキーワードで上位表示させることが目的になってしまうのは間違いです。

上位表示にばかり意識が行くことで、ユーザーへの意識が消えてしまい
「ユーザーは何を求めているのか」について考えることがなくなります。

果たして、そんな意識で上位表示させた商品ページに
あなたのショップの商品を求めるユーザは流入してくるのでしょうか?

上位表示を達成してもアクセスや売上が伸びないということであれば
それはいつのまにかユーザの存在が見えなくなっているからかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

関連商品を網羅することにより、痒いところに手が届くサイトを作ることができ
ユーザの満足度を上げることにつながります。

先日、楽天大学の動画でランチェスター戦略の「小さな分野でNo.1」を意識し
売上を爆増させた「DIY FACTORY ONLINE SHOP」さんが紹介されていました。

こちらのショップさんは、競合との差別化を図るため、あらゆる商品の網羅性を強化し
現在では「ドライバー」だけでも10,000商品以上の取り扱いがあります。

小さなジャンルでNo.1を取ることで、大きな売上向上につなげたのです。
私が行った対策もこの戦略に似ていると思います。

情報不足や分野ごとの商品の少なさ、時折感じる「これどういう意味?」という疑問。
ネットショップを利用している多くのユーザが感じている課題を
楽天版コンテンツSEOで解決に導きましょう。

ユーザの求めるモノを提供することが、検索結果にも良い影響を与えていく。
SEOの本質は、本当はとてもシンプルなことなのかもしれません。

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