Yahoo!ショッピングのバナー広告を購入した後
広告が売上にどの位貢献したのか、しっかり検証できていますか?
バナー広告の掲載を開始すると、ストアクリエイターPro内の広告掲載レポートから
表示回数、クリック数、クリック率、クリック単価を確認することができます。
このレポートからバナー広告の商品ページへの誘導数が分かるものの
もっとも知りたい広告経由での購入があったのかについては確認することができません。
調査リンク機能を使うことにより
購入した広告経由での訪問者数や売上金額を確認することができます。
そこで今回は、「調査リンク」について解説していきたいと思います。
調査リンクとは
店舗へのリンクを設置したサイト(誘導元サイト)からの
アクセス状況を調査するためのリンクです。
調査リンクを広告などの入稿URLに指定することで
お客様がどこから来たかを追跡して履歴に残せます。
調査リンクで計測できるもの
調査用リンクを設定すると、下記8つの数字を計測することが可能です。
- ページビュー
- 訪問者数(ユニークユーザー数)
- 売上
- 注文数
- 注文点数
- 注文者数
- 購買率
- 客単価
調査リンクの設定方法
出稿した広告の効果を計測したい場合
- 広告からの遷移先ページへの調査用リンクを作成する。
- 作成したURLをバナー広告の遷移先として広告を設定する。
- 調査用リンクレポートで実績を確認する。
1. 調査用リンクを作成する
新規で登録する際はストアクリエイターProの「統計情報」内にある
「調査用リンクレポート」内の「調査用リンク作成」をクリックします。
2. 広告を設定する
「調査用リンク名の新規作成(全角100文字以内)」欄の調査用リンクを入力し
[作成]ボタンをクリックする。
3. レポートで実績を確認する
作成した調査用リンクは
「https://bs.shopping.yahoo.co.jp/cgi-bin/clink? ・・・」
のような形式で自動生成されます。
トップページ以外を調査する際にはこのリンクURL末尾の「index.html」の部分を
他ページのURLの「****.html」に差し替えてリンク先URLに設置して下さい。
これで完了です。
オプションサービス「トリプル」で作成したページ自体を調査リンクに設定することはできません。
調査用リンクをアフィリエイトプログラムとして使うことは禁止されています。
調査用リンクの結果はリアルタイムでは無く、日次は毎日9時頃に更新されます。
まとめ
調査用リンクを利用することで「トリプルページ」からの
訪問者数や購入率も分析できるようになり、特集ページの成果を計る事が可能になります。
便利な機能ですが、こちらの機能をもってしても間接効果は分かりません。
例えば、後日サイトに再訪問して商品を購入したり、
商品情報をPCで見て、スマートフォンから購入などの場合
当然ながら調査用リンクレポートの数字には加えられません。
高額商品や大型商品等、検討を要する商品の場合は
調査用リンクレポートの数字だけではなく
対象となる商品ページ自体の訪問者数、購入率も確認、比較が必要になります。
ぜひこの機会に活用してみてください。
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