2019年12月2日(月)より、楽天市場が定める掲載基準を満たさない商品は
楽天市場内の楽天ランキングから除外されるようになりました。
楽天ランキングに入賞すると、店舗への流入経路が増えることでのアクセスアップ
ランキング入賞をアピールすることでの転換率アップが期待できます。
そんな重要な楽天ランキングから除外されないよう
今回は、楽天市場が定める掲載基準と関連情報について、ご紹介します。
楽天ランキングとは?
総合ECモールである楽天市場には、たくさんの商品ジャンルが存在します。
その各ジャンルに登録されている商品の売り上げなどをもとに
集計・表示しているのが楽天ランキングです。
売上高、売上個数、取扱い店舗数等のデータ、トレンド情報などを参考に
ランキング順位を作成、専用ページで毎日発表しています。
そしてこの楽天ランキングに掲載される商品は、2019年12月2日(月)以降
「商品画像登録ガイドライン」を遵守した商品のみを対象とするようになり
条件を満たさない商品はランキングから除外されるようになります。
商品画像登録ガイドラインとは?
楽天サーチの検索結果等で表示される
各商品の商品画像(1)に対して定められたルールです。
このサムネイル画像に対してのルールが厳しくなり
守らなければ違反点数制度により厳しい処分が下されることになっています。
現段階で違反による加算点数は5点で、累積35点で検索順位ダウン(7日間)、
ランキング非表示(7日間)等の制限対象となっています。
しかし、12月2日(月)からはより厳しくなり、
同様の違反でも累積35点相当のランキング非表示の制限が一発でかかることになります。
楽天スーパーSALEサーチへの影響
通常の検索結果に表示されるサムネイル画像だけではなく
楽天スーパーSALE用のサムネイル画像も商品画像登録ガイドラインの対象となります。
スーパーSALEの審査後に画像を変更し、その画像がガイドライン違反となった場合
ランキングだけではなく、楽天スーパーSALEサーチの検索結果からも除外されるため
セール期間中の画像差し替えには注意が必要です。
違反とならないサムネイル画像
- テキスト要素は20%以下
テキスト要素とは、商品画像に載っている商品以外のものを指します。 - 枠線なし
帯・L字・4辺囲み問わず、枠線の使用はできません。 - 写真背景か単色白背景のみ
写真背景:商品と一緒に撮影された背景
単色白背景:カラーコード #FFFFFF(R255, G255, B255)のベタ塗り背景
商品画像と写真背景を合成した画像は禁止ですが
例外として、カラバリ画像を合成することは認められています。
その場合は、商品のみを切り取った画像を使用してください。
カラーバリエーションのある商品については
別カラーの商品画像を合成して、1枚のサムネイルにすることができます。
まとめ
デイリーランキング(1~3位)に入賞した商品は
楽天サーチ結果画面に「ランキング入賞」を示すラベルが表示されます。
ラベル表示により集客率アップが見込めるので
売れ筋商品や、楽天スーパーSALEサーチの対象商品に関しては
「商品画像判定ツール」などを使って事前に確認しておきましょう。
ただ、判定ツールやレポートの精度は完璧とは言えないため
本当は問題のない画像も判定結果が×となってしまう場合があります。
ガイドライン違反に当たるのかどうか疑問に思った場合は
修正が必要な商品かどうかを担当ECCに確認してみるのも良いかもしれません。
商品画像についてのルールをしっかり理解して
楽天ランキングから除外されないように注意していきましょう。
ネットショップ運営でお困りのことはありませんか?
お気軽にご相談ください。