【トレンド情報】ワールドカップ景気で売れるものってどんなモノ？

ワールドカップから生まれる消費行動

皆様お待ちかねのロシアサッカーワールドカップが6月15日（金）に開催されます！
世界三大スポーツの一つで非常に注目度が高く、世界中の約30億人が観戦する一大イベントです。
日本の人口が約1億人ですから、その30倍！世界中の人が興味・関心をもっているということになります。

ワールドカップは日本のメディアでも大きく取り上げられ、多くの関心が寄せられます。
開催期間は短いですが、開催される度に大きなブームを呼び、さらに日本代表が活躍することで消費者の購買意欲がアップして、経済も活性化します。また、開催時期が夏のボーナスに近いこともあり、財布の紐が緩む可能性も否定できません。

日程と時間帯、翌日のことなどを考慮して、販売していく商品やサービスの戦略を立てることで、さらに売り上げアップのチャンスがあるはずです！

どんなモノが売れるのか

大会前から観戦に備えて、サッカー関連グッズや録画機能搭載の大型液晶テレビなどが売れ、試合が近付けば、料理やアルコール類、パーティーグッズなども売れるはずです。
さらに大会が終了した後を考えても、サッカースクールやチームへの入会、選手が愛用している衣装や嗜好品、ブランド品の購入、大会期間中話題になる商品が出てきたりと多岐に渡り、情報や流行をしっかり把握しておきたいところです。

過去の大会時には、夢ノート、ブブゼラなんかが爆発的に売れましたよね。
ですが今回は、通常の小売業にはないECならではの”強み”について考えていきたいと思います。

ECの目線からワールドカップを考えてみる

例えば大型の液晶テレビを購入した場合。自分で運搬するというケースは少なく、配送業者にお願いして自宅まで届けてもらう人がほとんどだと思います。
また、料理やアルコール類の購入を考えると、普段あまり口にしないような特別感のある商品や地方の特産品を取り寄せたりする可能性も否めません。

このことから、個人で運搬するのに困難な重い商品や大型の商品、消費者の生活圏内で手に入らないものには需要がありそうです。

サッカーに絡めた割引、得点・勝敗予想などを入れても面白いと思います。
事前に日本代表戦の勝敗や点数を予想し、予想が当たった方には景品をプレゼントという企画を実施すれば、転換率が上がるかもしれません。

通常の小売業では、消費者が商品を購入したらその場で受け渡しという形がほとんどですが、ECの場合、注文を受けてから発送するまで時間がかかります。
試合終了後に発送することで、試合の結果に応じて特典を付与するというやり方です。注文から発送までのタイムラグを利用したECならではの戦略です。

まとめ