昨年のまとめや今後の方針などを発表する「戦略共有会」があるぽ!
ヤフーが定義する「良いお店」が検索上位に!
ヤフーは3月1日に「ベストストアアワード2018」内で「戦略共有会」を開催しました。
その中で小澤隆生さん(コマースカンパニー長 ショッピング統括本部長)から
Yahoo!ショッピングの2019年の展望についての話がありました。
■ 良いお店が売れる仕組みを強化
「良いお店」の評価を示す例として、出荷の速さや出荷遅延率などの指標について言及。今まではどっちかと言うと公平にやってきたが、良いお店で買った方がユーザーは満足する。昨年、ビックマーチャント(ヤフー内の社内用語で、セール時にヤフーが良いお店を選定してイベント企画を行うというもの)という仕組みも始めた。たとえば、良いお店はセール時に検索結果で上位に出るなど、良いお店が売れる仕組みを強化する。(小澤常務)
出典:ヤフー小澤氏が語る「Yahoo!ショッピング&PayPayの2019年戦略」と「2018年の振り返り」
現在のYahoo!ショッピングでは、
検索キーワードとの関連性や商品の購入件数のほかに
PRオプションを使用して「おすすめ順」の上位表示を狙うのが一般的です。
ですが、この発表内容を見ると
今後は「良いお店」の評価も重要になってくると考えられます。
「良いお店」か調べてみよう!
良いお店かどうかは、ストアクリエイターProの
「ストアパフォーマンス」というメニューをクリックしてみましょう!
【ストアパフォーマンスへのルート】
ストアクリエイターPro > ツールメニュー > 評価・レビュー > ストアパフォーマンス
ここでは、お客様からの評価につながる各指標の数値が確認できます。
【サンプル】ストアパフォーマンス – 指標一覧
※実際のページをもとに作成したサンプルです。数値はダミーです。
各指標の数値が全ストア中トップ500に入っているとオレンジ色で表示され
一定の基準以下になると青色で表示されます。
さらに、このページの下部では
Yahoo!ショッピング内での相対的なポジションを確認することができます。
【サンプル】ストアパフォーマンス ‐ 配送・発送
※実際のページをもとに作成したサンプルです。数値はダミー―です。
評価指標は全部で7つあり、それぞれ以下の基準で色分けされます。
オレンジ色 | 青色 | ||
---|---|---|---|
配送・発送 | 出荷の速さ | 0.91日以下 | 5.0日以上 |
出荷遅延率 | 1.327%以下 | 20.0%以上 | |
キャンセル率 | ストア都合 キャンセル率 |
0%以下 | 2.50%以上 |
ストア評価 | ストア 低評価率 |
0%以下 | 0.20%以上 |
ストア 評価平均点 |
4.88点以上 | 4.20点以下 | |
商品レビュー | 商品レビュー 低評価率 |
0.013%以下 | 1.00%以上 |
商品レビュー 平均点 |
4.73点以上 | 3.90点以下 |
※2019/3/6時点での数値基準です。
※上記のいずれの基準にも満たない数値はグレー色で表示されます。
※集計期間は、ストア評価低評価率が68日前~8日前、その他は188日前~8日前となります。
※色分けの定義は随時見直しを行なっているため、今後変更になる場合があります。
2019年1月30日から2019年2月11日まで、ライブテストとして
一部のお客様を対象に検索結果・商品詳細ページにおいて、
「優良サービス店」ラベルを表示していました。
また、検索順位ロジックの変更テストも同時に行っており、
今後のYahoo!ショッピングで上位表示する際には「優良サービス店」になることが重要になる可能性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
SEOやPRオプションとは違い、
すぐに対応・改善できる項目ではないので難しいかと思いますが、
長い目でみればお客様にもショップ側にもメリットの多い内容かと思います。
検索結果に影響が出る前に、一度ショップ全体の見直しをしておきましょう!
ネットショップ運営でお困りのことはありませんか?
お気軽にご相談ください。